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KKR、2018年グローバル・マクロ・アウトルックレポートの日本語版を発表

【2018年5月31日、東京】KKRは、本日、グローバル・マクロおよびアセットアロケーション (GMAA) チームの総括責任者である、ヘンリー・マクヴェイによる「2018年グローバル・マクロ・アウトルック」レポートの日本語版を発表しました。「必要なものは手に入る」と題された本レポートで、マクヴェイは、足下の投資環境についての見解を披露すると共に、2018年、グローバルのマクロ経済の動向を主導していく役割を果たすであろう日本について言及しています。

アジア太平洋地域を担当する、GMAAチームのディレクターであるフランシス・リムは、「潜在的なマクロ経済の傾向からも明らかなように、日本は急速に進化、成長を遂げている地域の中で、魅力的な投資環境を提供している。新たなコーポレートガバナンス改革が、日本企業にノンコア資産や子会社の売却を加速化し、当社の重要なマクロ投資テーマであるコングロマリットの解体の中心的市場に日本はなった」と述べています。

本レポートには、日本市場の現状や投資機会に関する以下のような記載や数値が含まれています。

  • 企業がノンコア資産や子会社を売却するというKKRのテーマに最も純粋に合致している市場の例として、日本が挙げられる理由は少なくとも、3つある。
    1. 日本の大企業の多くが、ノンコア資産だと判断しうる子会社を文字通り数百社も保有しており、コーポレートガバナンスと株主アクティビズムが勢いを増すことにより、それらのノンコア資産がバリュー創出の源として認識される傾向が強まっている。
    2. 日本における預金対GDP比は135.5%で、日本の銀行がこれらの子会社の買収企業に提供できる大量の余剰資本を抱えていることがわかっている。
    3. 日本企業のEV/EBITDA倍率は現在、過去データの平均水準を下回ることが多く、このような環境は世界的にみても稀である。
  • 日本では、高齢化により後期医療サービスの利用が拡大しており、高齢化の進展に伴いサービス消費が増加傾向にある。
  • 投資家は米国で現預金を保有した方が、欧州および日本の長期国債を保有するより、大きなリターンを得られる。

概観すれば、ヘンリー・マクヴェイとGMAAチームの2018年の予測の主要な根拠は、過剰に楽観的な投資家がグロースや単純性に対して現在割高な価格で投資を行い、複雑性、不確実性、および/または景気循環性に基づく投資テーマを無視しているというケースが多く見られるということです。GMAAチームは、すでにグローバル市場の多くで発生しつつある顕著な二極化に対する裁定機会に投資するという、非常に大規模かつ長期的な投資機会が存在すると考えています。

上述した日本独自のテーマに加え、レポートでは、世界の主要経済のGDPターゲット値、利益率、原油価格、景気サイクルの長さ、期待リターンの見通しなど、GMAAチームが2018年の資産配分モデルを更新する際に採用した特定のマクロ指標についても説明しています。

ヘンリー・マグヴェイの過去の公表文書や本レポートへリンクは下記の通りです。


KKRについて
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本リリースで発表された意見はKKRに所属するヘンリー・マクベイの個人的な意見であり、必ずしもKKR自体またはKKR提供する、あるいはKKRが投資する戦略や商品の意見を反映したものとは限りません。本リリースには、予想や将来の見通しにかかる考えが含まれていますが、これらは、多くのイベントや要因によって変化する可能性がある見解、仮定及び期待に基づいています。全ての将来に関する見通しにかかる考えは、それが発表されたでのものであり、法的に求められない限り、KKRもマクベイもその内容を更新する義務は負いません。

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