投資アプローチ
KKRは投資の実行にあたり様々な手法を活用します。上場企業の非公開化、企業の特定事業部門の資産の取得、同族企業のオーナーやストラテジック・バイヤーとの共同投資、業界再編を契機とした成長企業への投資などが主な手法です。
このようにKKRの案件遂行の手法は様々ですが、強力な経営陣のもとで予測可能なキャッシュフローを創出している企業を対象に友好的な投資を行なうことが基本であり、KKRはこうした案件に借り入れを含め投資資金を提供しています。投資先企業の資本構成は、KKRと投資先企業の経営陣が共同で策定する事業計画に沿って決定されます。
KKRは、投資先企業と共に、製造、営業、マーケティングなどの分野における業務改善に向けた事業計画を策定し、それを実行に移します。通常、数年をかけて業務改善と事業成長を実現し、その後、IPO、セカンダリー・オファリング、あるいはストラテジック・バイヤーへの譲渡などの形でエグジット戦略を実施します。確保した投資収益は、KKRの投資家である企業年金、公的年金、金融機関、生命保険会社、大学基金などへ分配します。
KKRが株主となることにより、投資先企業の取締役会および経営陣は、株式市場における短期的な業績へのプレッシャーから開放されます。それは、KKRが四半期ごとの業績ではなく、長期的に事業を構築していくことに注力するからです。KKRの投資期間は通常数年にわたり、場合によっては10年以上に及ぶこともあります。
企業が最適な株主構成のもとで適切に運営されることで、長期的には従業員、顧客、サプライヤー、株主、地域社会を含むあらゆるステークホルダーが恩恵に浴することになります。世界的な企業のいずれにおいても、成功のカギを握るのはこれらステークホルダーです。KKRでは、投資先企業に対し、それぞれのステークホルダーのために相応の投資を行うよう奨励しています。例えば、従業員に対しては、高い能力を要求される職務をこなすことができるように、トレーニングの機会を提供するべきであると考えます。また、投資先企業が拠点を構える地域においては、地域社会への貢献を行うよう後押しをします。
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