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ゲスタンプ・ソーラーがエクセリオへ社名変更―KKRによる株式80%取得完了後

  • 新社名は太陽光発電市場における今後の成長を見据えた独自の戦略を反映
  • KKRによる投資で、エクセリオは、日本、ラテンアメリカ、米国を含む世界市場でさらなる事業拡大を目指す

2016年2月11日:マドリッド、ロンドン —太陽光発電施設の開発と運営で世界をリードするスペインの太陽光発電企業であるゲスタンプ・ソーラーは、この度KKRによるゲスタンプ・ソーラー株式80%の取得完了後、社名をエクセリオへと変更いたしました。

エクセリオの最高経営責任者(CEO)であるホルヘ・バレドは、次のように述べています。「エクセリオは、長期投資向けの資本、起業家精神、技術的リーダーシップ、そしてビジネスの拡大といった太陽光エネルギーに対する需要の急激な伸びに対応するために必要なすべての資質を持ち合わせています。新社名エクセリオ(X-ELIO)は『〜の外へ、〜から』を意味する『Ex』とギリシャ神話の神、太陽の化身Helios(エリオス)に由来しており、当社がこれまで培ってきた伝統と今後の多大な成長の可能性を反映するものです。」

また、日本については、「太陽光エネルギー市場の最も重要な一角を担う日本市場に向けた野心的な計画を掲げています。当社が既に事業を展開する同市場においてさらなる発展を遂げるため、日本企業やメーカーと協働して取り組む所存です。」と述べています。

KKRのメンバーでインフラ部門をグローバルで共同統括するヘスス・オルモスは、次のように述べています。「エクセリオの技術的専門知識とKKRの資本の融合による、実力と資本力を併せ持つ新たな公益事業会社の誕生は、世界のエネルギー市場で起こり始めているエネルギー革命に大きく寄与することでしょう。2015年12月にパリで開催された気候変動枠組条約締約国会議では、いかに温室効果ガスの排出を削減するかという世界が抱える最大の課題の一つを解決する一端をエクセリオが担うことが確認されました。今回の投資は、再生可能エネルギーに対する当社の強い信念と実績を増強するものです。」

KKRは、一連の規制当局による承認、第三者の同意、通常の取引完了条件をすべて満たしたことで、2015年7月に発表した株式取得を完了しました。なお取得にあたりエクセリオの総企業価値を約10億米ドル(*約1,160億円)と評価し、同社の設備容量は2020年までに2.5ギガワットを目標としています。

エクセリオが日本に所有する2つの稼働中の発電施設における発電量は現在50メガワットですが、2017年末までに600メガワットの設備容量達成を見込んでいます。この設備容量の半分はエクセリオの自社開発によるもので、残りの半分は買収を通じて確保される予定です。

ラテンアメリカ市場はエクセリオが重要視するもう一つの市場です。同社は既に数カ所でプロジェクトを完成させ、総設備容量は約100メガワットを達成しています。現在、メキシコとチリで500メガワット以上の電力生産に取り組む他、ペルーやコロンビアなど、その他の南アメリカの市場にも積極的に参入しています。

米国においては、現在24メガワットのポートフォリオを有する発電プロジェクトを手がけており、グリーンフィールドの自社開発、米国企業との戦略的パートナーシップ提携、M&A等を通じて、プロジェクトのパイプライン拡大を図ります。

エクセリオは、2005年の創業以来、太陽光発電分野において急速な成長を遂げ、世界を舞台に活躍する企業となりました。各プロジェクトをスムーズに遂行するため、社内で新施設向けのエネルギー性能証明書を発行するなど、包括的な事業モデルを導入しています。

多くの市場において、従来の発電方法に対する太陽光発電のコスト競争力の高まりがうかがえます。また近年、世界中で配電網の整備が進み、太陽光発電施設からより多くの電力を受電、配電できるようになりました。

「エネルギー業界は今、大きな転機を迎えています。太陽光エネルギーなどの再生可能エネルギー市場の成長は、限りある資源に依存していた時代から豊富で増量が望める資源を活用する時代へと変化していることを意味しています。重要なエネルギー資源の一つとして知られる太陽光エネルギーは、世界のエネルギー市場に劇的な変化をもたらしています。そして、エクセリオはその中心的位置づけになるものと確信しています。私たちは、太陽光発電市場が持つ莫大な可能性をKKRと共に追求していけることを光栄に思います」とホルヘ・バレドは述べています。

欧州の業界団体ソーラーパワー・ヨーロッパは、2015年の世界の太陽光発電による発電量は、約230ギガワットを達成したであろうと推測しています。これは、2014年の数値を約50ギガワット上回るものであり、2020年までの5年間に倍増すると予想されています。また、国際エネルギー機関(IEA)は、2050年までに世界中で使用される電力の16%が太陽光発電システムにより供給され、ソーラーパワーがエネルギー資源として世界一のシェアを占めるようになると予想しています。

エクセリオへの投資は、31億米ドル(*3,596億円)規模のグローバルファンドである「KKRグローバル・インフラストラクチャー・インベスターズII」が資金源となり実施されました。これは、世界中のインフラ整備への多大な需要に応えるためのKKRによる支援を示す一例です。KKRは引き続き、広範囲にわたるインフラ事業に対して積極的な投資を行うことで、差し迫ったニーズと公共政策に対応していきます。

エクセリオへの投資により、20カ国以上での再生可能エネルギー、暖房、鉄道、通信事業、駐車場、水、石油輸送の7分野における、KKRのインフラ事業への関与がまた一つ増えることとなります。これら7分野に対するKKRの投資額は45億米ドル(*5,220億円)を超えています。再生可能エネルギーへの投資は、安定した長期的キャッシュフローが見込まれる確立された代替エネルギーテクノロジー分野の資産により構成されています。KKRが対象とするのは、水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電、バイオマス発電、その他同類の発電分野です。

なお、KKRのインフラ投資は発電能力が3ギガワット以上の再生可能エネルギーを対象としています。エクセリオへ投資することで、KKRによる再生可能エネルギー分野への投資は約50%増加し、投資企業の太陽光による発電量は50%以上増えることとなります。また、エクセリオは、フランスの風力発電会社RenvicoやスペインとイタリアにあるT-Solarの太陽エネルギープラント、ACCIONAエネルヒア・インターナショナルなど、KKRが世界で展開する再生エネルギーへの投資を補完することになります。

*1ドル=116円で計算

エクセリオ(X-ELIO)について

エクセリオは、米国、インド、中東、日本、南アフリカ、南アメリカ、イタリア、スペインにおいて太陽光発電プラントの開発、建設、運営、維持管理を行うスペシャリストです。現在、世界18カ国で事業を展開しています。エクセリオという社名は、「〜の外へ、〜から」を意味する「Ex」とギリシャ神話の神、太陽の化身Helios(エリオス)に由来しています。この社名には、「優れた財務業績を出しながら、持続可能かつ再生可能なエネルギーの供給、温室効果ガス排出削減への貢献、気候変動との戦いに取り組む世界のリーディングカンパニーになりたい」と願うエクセリオの思いが込められています。

KKRについて

KKRはプライベートエクイティ、エネルギー、インフラ、不動産、クレジット、ヘッジファンドを含む様々な資産クラスの運用を行っている世界有数の資産運用会社です。KKRは忍耐強くかつ規律的な投資アプローチで、世界トップクラスの人材を投じて、それぞれの資産を成長と価値の創造に導くことで魅力的な投資リターンの創出を目指しています。KKRはファンド資金に加えて自己勘定資金の投資も行うとともに、キャピタル・マーケッツ事業を通じて投資機会を提供しています。なお、KKRの投資に関する記述には、KKRがスポンサーとなっているファンドによる活動が含まれる場合があります。KKR & Co. L.P. (NYSE: KKR)に関する詳しい情報はウェブサイトwww.kkr.com やTwitter@KKR_Co. をご覧ください。

お問い合わせ先
エクセリオ
X-Elio Japan株式会社
勝山真紀子
電話:03-6280-4511
mail: makiko.katsuyama@x-elio.com

KKR
アシュトン・コンサルティング
電話:03-5425-7220
mail: KKRJapanPR@ashton.jp