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NZスーパーファンドがKKRのエネルギー関連ファンドと共同で
最大2億5000万米ドルを投資

【2014年3月21日 ニュージーランド(オークランド)】 ニュージーランド年金基金「NZスーパーファンド」は、エネルギー関連セクターにおいて豊富な実績を誇る投資会社であるKKRと共同で、北米の天然ガス・石油関連セクターへ最大で2億5000万米ドルの投資をコミットすると発表しました。

2億5000万米ドルのうち最大1億7500万ドルは、柔軟な形で、北米の天然ガスの掘削・生産、中流・下流事業ならびにエネルギー関連のインフラおよびサービスを提供する企業を投資対象としたKKRの新規プライベートエクイティ投資案件に配分され、残りの7500万ドルは、北米の非従来型天然ガス・石油資源の開発関連企業を主な投資対象とする資産総額20億ドルのKKRの新ファンド「KKRエネルギー・インカム・アンド・グロース・ファンド」との共同投資に充てられる予定です。

NZスーパーファンドによる過去12カ月にわたるエネルギーセクターへの投資にはそのほか、固形酸化物燃料電池(SOFC)技術を用いた電力生産に取り組む企業ブルーム・エナジーへの1億米ドルの投資や、風力タービンメーカーであるオジンへの5,500万米ドルの投資などがあります。

これらの投資はすべて、過去2年間にわたり実施したエネルギーセクターに関する幅広い調査を踏まえて行われています。

NZスーパーファンドのマット・ウィナレイ投資部門責任者は、次のように述べています。「これらの投資により、現在のNZスーパーファンドのエネルギー関連ポートフォリオを、世界エネルギーセクターの変化に合わせて拡大、多様化することができると期待しております。」

また同氏はKKRの投資について、エネルギーセクターの魅力的な長期リターンや天然ガスおよび非従来型石油関連資産の急速に進む開発などの大幅な市場変動を想定した手法にも触れ、「北米の天然ガス・石油市場の発展は、世界および北米のエネルギー市場に多大な変化をもたらしています。例えば米国では、天然ガスへのエネルギー源の移行に伴い、石炭燃焼の大幅な減少が続いていますが、上場企業への投資のみを通じてこれらの機会をフル活用することは不可能です。KKRとのパートナーシップにより、同社のエネルギーセクターにおける専門知識や深い結び付きを活かせるという恩恵を享受することでしょう。」と述べています。

ウィナレイ氏は、時価総額を反映するレファレンス・ポートフォリオに沿った形で、NZスーパーファンドがエネルギーセクターに対するパッシブ投資の割合を高く保ち続ける一方で、KKRとの投資契約には数多くの利点があると指摘します。「具体的には、期待収益の改善、変化の激しいエネルギー産業への抵抗力、優れた洞察力、投資リスクの徹底した管理などの恩恵が期待されます。KKRが誇る環境・社会・ガバナンス面の専門知識も、NZスーパーファンドが目標とする責任投資を推進する上で大いに役立つと考えています。」

20年以上に及ぶエネルギーセクターへの投資実績を持つKKRは、エネルギー・サプライチェーンのあらゆる段階で活動する企業に投資しています。特に天然ガス・石油セクターにおいて、投資家の注目が従来型から非従来型へと移り変わる動きの中での先駆者として知られています。

KKRオーストラリアのジャスティン・ライゼズ社長は、「非従来型シェールガスの急速な発展は、NZスーパーファンドなどの長期的投資家への魅力的な開発投資・インフラ投資の機会をもたらしています。」と述べ、急成長を遂げる一方で資金不足に悩むセクターへ投資するNZスーパーファンドから受けた運用委託に意欲を示しています。

KKR発行のホワイト・ペーパーでも詳細が説明されているICFインターナショナルの2012年10月現在の予測によると、非従来型シェールガスの実用化に向けた資源開発および輸送基盤構築のためには、2011年から2035年にかけて天然ガス生産の上流工程(凝縮液および液化天然ガスを含む)への2兆ドルの投資が必要とされています。

またライゼズ氏は、「NZスーパーファンドと同様に国際連合が支援する責任投資原則の署名者であるKKRは、投資先企業との深い関係を築いています。投資プロセスの中で、また企業の株主として、環境・社会・ガバナンス面の要素を盛り込むことで、投資先企業における最善の業務慣行が整備されることを確保しています。」と述べています。

NZスーパーファンドがKKRと投資契約を結ぶのは今回が3度目となります。NZスーパーファンドはそのほか、KKRアジアン・ファンド、KKR 2006ファンドなどにも投資しています。

NZスーパーファンドについて

ニュージーランド年金基金「NZスーパーファンド」は、国内外での資産運用を通した将来的な年金給付の確保を担う、運用資産総額250億ドルの老齢退職年金基金です。同ファンドはニュージーランドの老齢退職年金を管理する公的機関(Guardians of New Zealand)により運用されています。2003年9月の設立以降の運用リータン(税引前純利益)は年率9.57%に及びます。

KKRについて

1976年に設立されたKKRはヘンリー・クラビスとジョージ・ロバーツが率いる世界有数の資産運用会社です。2013年12月31日時点で943億米ドルの運用資産を保有しています。KKRは世界各地に拠点を構え、様々な資産クラスを網羅する多様な投資ファンドを通して資産運用を行っています。KKR & Co. L.P. はニューヨーク証券取引所に上場(NYSE:KKR)しています。KKR は世界各地に拠点を構え、様々な資産クラスを網羅する多様な投資ファンドを通して資産運用を行っています。KKRはオペレーションの専門のノウハウを提供し、有益な助言や投資判断の提供を通じて投資先企業に付加価値を提供しています。KKR の投資における経験と強みは、クライアントリレーションや資本市場のプラットフォームを通じ築いた投資家との関係により補完されています。 KKR & Co. L.P.はニューヨーク証券取引所に上場(NYSE:KKR)しており、本リリースで記載するKKR には子会社、運用する投資ファンドや顧客口座、そして関連する投資ビークルが含まれています。KKRに関する詳しい情報についてはwww.kkr.comをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先:
アシュトン・コンサルティング 
電話:03-5425-7220 
mail: KKRJapanPR@ashton.jp